中桜会研究室

当研究室は、80年以上の伝統を持つ研究室です。OB・OGには刑事訴訟法の故・渥美東洋 先生、元学長である永井和之先生等、名だたる先生方がいらっしゃいます。当研究室には登室の義務はありません。それでも自然と人が集まるアットホームな研究室です。春に新入生対 象の導入ゼミを行いますが、他に強制的なゼミはありません。個人のペースで学修することが可能です

information

創立年1931年
法曹界のOB・OG450名以上
所属室員数55名(男30名・女25名)

2017 年:司法試験合格者11名
2017 年:司法試験予備試験合格者 6名

2018 年度入学法科大学院合格実績
中央大学法科大学院15名
慶應義塾大学法科大学院13名
上智大学法科大学院1名
東京大学法科大学院6名
一橋大学法科大学院2名
早稲田大学法科大学院3名

代表者インタビュー

秋季内務幹事
星川 健太郎さん
法学部法律学科3年
宮城県立仙台第一高等学校出身

研究室の紹介をお願いします。

 現役の優秀な先輩方が数多く在籍し、アットホームな空間の中、互いを高め合うことができる 点が当研究室の魅力です。先輩が後輩を育て、後輩が次の世代の後輩を育てていく、そういった 自学では到底得られない学修環境がこの中桜会研究室にはあります。他の研究室に比べて「人を育 てる」意識が強いことも当研究室の特長です。また、納会、忘年会、研究室員旅行等、年間で の行事も充実しており、研究室員同士の親睦を深める機会が数多く存在します。

中央大学で学ぶことの魅力を教えてください。

 中央大学で法律を学ぶ1 番の魅力は「炎の塔」があることです。炎の塔では自分専用の定席を付 されている点や各種ゼミが常に開講されている点など、他大学に比べて生徒へのサポートが充実し ているところに魅力を感じます。また、都会から離れているということもあり、周りに誘惑がなく勉強 に打ち込めることも大きな魅力だと思います。

法律を勉強することの面白さは何でしょうか。

 法律を学ぶということは、なぜこのルールが社会に存在するのかということから出発し、成立した 背景を辿って、最終的にその裏にある権利・利益について考えることだと思います。そうしたバック ボーンや物事の本質というものを見極める力が養成されるという点で、法律を勉強することに意義や 面白さがあるのだと思います。

法律家を目指す後輩へのメッセージをお願いします。

 法律家になるということは、ただ闇雲に条文を暗記するということではありません。むしろ条文の 趣旨、原理を常に思考し、解釈することに意味があります。ある程度覚悟のいる道ではありますが、 軸がぶれない熱意があれば法律家になることはできると思います。法曹界は才能でなく努力の世界 だと私は考えています。ぜひ、この機会を利用し、夢実現の一歩を踏み出してください。